ABOUT WELLNESS OFFICEウェルネスオフィスとは?

オフィスづくりで近年注目されているのが「ウェルネスの増進」です。オフィスは従業員が多くの時間を過ごす空間であり、肉体面・精神面ともに健康に大きな影響を与えます。
ウェルネスオフィスの構築は、従業員一人ひとりのモチベーションをアップさせ、生産性や創造性・帰属意識や幸福度(心の健康)の向上に繋がるといわれています。
生産性が高まれば、企業の業績向上も期待でき、持続的な成長を願う株主の期待に応えることにも繋がります。

CASBEE認証制度

CASBEE(建築環境総合性能評価システム)は、建物を環境性能の面から評価・格付けする手法のひとつです。2001年4月に国土交通省住宅局の支援のもと開発され、その後、継続的に開発とメンテナンスが行われています。
その中でも、「CASBEEウェルネスオフィス」は、建物利用者の健康性、快適性の維持・増進を支援する建物の仕様、性能、取組みを評価します。建物内で執務するワーカーの健康性、快適性に直接的に影響を与える要素だけでなく、知的生産性の向上に資する要因や、安全・安心に関する性能についても評価します。

RECCOMEND POINTSウェルネスオフィスの
3つのポイント

01

RECCOMEND POINT 1従業員の生産性向上

労働人口が減少傾向にある中で、優秀な人材確保のためにも知的生産性の高まる快適な労働環境の整備が必要であり、不動産投資市場の成長と知的生産性向上のために作られた評価システムが「CASBEEウェルネスオフィス」です。
ウェルネスオフィスを構築することで、集中力の向上・コミュニケーションの活性化につながります。その結果、作業効率が上がり知的生産性が向上につながります。また、作業時間が減ることで、さらに健康を守ることにもつながります。
安心で安全な空間づくりで、この好循環を実現することが、
CASBEEウェルネスオフィスの目的です。

出典: Human Spaces :The Global Impact of Biophilic Design in the Workplace/Interface(2015)

02

RECCOMEND POINT 2SDGsとの関係

ウェルネスオフィスの実現はSDGsの達成にも大きく関わっています。
評価認証制度である「CASBEE-ウェルネスオフィス」は、従来の建築物評価には含まれていなかったビルの運営管理やテナントリレーション、
オフィス占有部におけるビルやテナントの取り組みなど、従業員への健康影響が大きいと思われる内容が積極的に取り込まれています。
だからこそ認証を受けることは、オフィスの環境改善だけでなく、SDGsへの貢献にも繋がります。

ウェルネスオフィスで対応する持続可能な開発目標

  • 健康と福祉
  • 経済成長
  • まちづくり
  • 環境保全
03

RECCOMEND POINT 3不動産価値の向上

これからのオフィスは、企業・団体にとって「働く場の供給」だけではなく、経営を左右する投資対象として考える時代となっています。
社会的に求められる既存オフィスビルのウェルネス化は、従業員の健康増進・知的生産性の向上だけでなく、 建物の環境性能を格付けするCASBEE認証でも評価され、「不動産価値の向上」にも繋がります。
また、CASBEEの評価は1ランクアップすることにより、約1.7%の賃料が上昇するという結果もでています。

出典: Human Spaces :The Global Impact of Biophilic Design in the Workplace/Interface(2015)

ウェルネスオフィスプランニング事例

ダイキンエアテクノ東京支店ウェルネスオフィス

(CASBEE-WO認証 Aランク取得)

コミュニケーションエリア、創造性を高める場に必要な「リラックスしながら仕事ができる」「雰囲気や居心地がよい」場を作ります。オフィスエリア、作業に応じて、働く場所を柔軟に選択し、気分転換をかねて企画を構想できるようにします。集中ブースエリア、周囲の視線や音を遮断し、一人で作業に没頭するためのスペースです。
コミュニケーションエリア

リラックスできる
空間造りで
知的生産性を向上

創造性を高める場に必要な「リラックスしながら仕事ができる」「雰囲気や居心地がよい」場を作ります。特にフロア中央にはコミュニケーションスペースを新たに設置します。
気分転換できるカフェスペースを用意すると同時に、ライブラリー機能やユーティリティースペースと一体化した空間構成とするなど、利用しやすい空間とします。チームコミュニケーションが確保できるスペースを用意し、日常的な交流を促し、メンタルヘルスケアを図れる状態をつくることも重要です。リラックスできる場を作ることが、高い創造性や集中を生むポイントです。

  • 自然要素を取り入れた
    バイオフィリックデザイン

    どこの座席から見ても緑を感じられるオフィス。緑を感じる環境により、生産性の向上やストレスの軽減、空気の清浄化が期待されます。

  • ダイキン集中管理サービスと
    DALI照明の制御

    最新の集中機器(DKーCONNECT)で照明のON・OFFから調光まで細かくコントロール。(開発中)
    空調クラウドサービス

  • ウインドクリエーター

    大型送風機『ウインドユニット』は軽井沢の自然の風の測定データをもとに、オフィスの中で体全体を吹き抜ける『ゆらぎ』のある風を再現。オフィスのレイアウトにより生じる『空気のムラ』を解消する効果もあり、換気効率の向上にも貢献します。
    ※株式会社オカムラとの共同開発

  • オフィスコンビニ

    オフィス内に無人のコンビニを設けることで、人が自然と集まる場に。朝食を食べて朝から業務に集中。災害時には備蓄食料品にもなります。

  • Linkedair

    自然を感じられる風景を映し出す疑似窓となります。風景だけでなく、心地よい風も吹いてくるので、リラックスした空間に。(ダイキンオリジナル製品)

  • 紫外線照射装置

    紫外線の力を活用した、抗ウイルス・除菌関連装置も設置し、従業員の衛生面にも配慮。

オフィスエリア

従業員自身で
働く場所を選択し、
最適な場所で働ける

作業に応じて、働く場所を柔軟に選択し、気分転換をかねて企画を構想できるようにします。また、同じ姿勢を長時間撮り続けると生活習慣病など疾病リスクが高まると言われ、上下昇降テーブルや様々な姿勢に対応する家具を設置します。

  • 昇降テーブル

    健康に配慮した家具を設置。適度に動くことにより、疲労感が少なくスッキリとした状態で業務に集中できます。それにより、打合せ時間の短縮にも繋がります。

  • 備品管理システム

    『誰が』『いつ』『何を』持っているのかを見える化。備品管理の工数を削減。

  • グループアドレス

    チームごとにデスクを指定した、チーム内フリーアドレス。作業に応じて作業場所を柔軟に変更できるため、生産性が向上します。

  • デスクなどの再利用

    環境に配慮し、既存のデスクを有効活用したプランに。

集中ブースエリア

集中できる空間で
パフォーマンスを発揮

周囲の視線や音を遮断し、一人で作業に没頭するためのスペースです。周りを気にせず、特に集中して作業を行いたいとき、自分のアイデアを整理したいとき、重要な資料を作成しているとき、WEB会議で1人になる空間が欲しいときなど、様々な利用方法があります。

WELLNESS ENVIRONMENT空気のプロが提供する
ウェルネス環境

建物の利用状況を「見える化」して
快適に利用できる環境を実現

CO2濃度や温湿度などを「見える化」することで快適な環境で働くことができます。CO2濃度が高い場所での換気や、見える化された空気環境によって混雑状況がわかるので適切な運用改善が可能です。

空気環境データを
活用して環境改善

空気環境データを取集し、空気環境診断を行い最適な空間をご提案致します。(気流解析・IAQチェック・サーモカメラ活用など)

自然を感じる
リラックス空間

自然な風を感じられリラックスできる休憩スペースや、オフィス内に心を癒やしリフレッシュすることができる空間づくりを行います。

ウェルネスオフィスへの改修は
ダイキンエアテクノに
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ダイキンエアテクノ東京支店にて
ウェルネスオフィス見学を実施中

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